こんにちは、みおたです。
今回は最近話題の投資について、始めようと思っているがどんな種類があるか分からない、何をすれば良いか分からないという人に向けて書こうと思います。
そもそも、投資には種類によってローリスク・ローリターン、ミドルリスク・ミドルリターン、ハイリスク・ハイリターンのものがあり、何も知らないで始めてしまうと取り返しのつかない状態になってしまいます。なのでローリスク・ミドルリスク・ハイリスク、それぞれのリスクにどんな投資があるかに分けて記事を書いていきます。また、各投資についてのメリット・デメリットを把握することで大きな失敗をしないための対策を立てられるように分かりすく解説していきます。そして、最初はローリスクの投資について解説していきます。
預金
まず最初に預金です。ほとんどの方は給料の払い込み先や振り込みのためにどこかの銀行口座は持ってますよね。そのため投資として認識されてる方も少ないと思います。しかし、預金だって立派な資産運用の一つです。ではなぜそんな認識がないのか、それは現在の日本が預金をしても超低金利の時代だからであり、利益を得るという実感が少ないからです。
例えば銀行預金に100万円の預金があり、金利が0.001%だった場合、税引前だと利息は10円です。年間で約1,000円の利息を受け取るためには、1億円の預金が必要になります。
また、預金には普通預金と定期預金があるのでそれぞれについてのメリット・デメリットについて分けていきたいと思います。
1普通預金
〈メリット〉
・支払いや引き落とし、預入を自由にでき、預金通帳で確認ができる。
・ATMで簡単に現金の入出金ができる。
・元本割れしない。
・口座に満期がなく、利息がつく。
〈デメリット〉
・1日に出金できる現金の額に上限がある。
・預金の支払いや引き出しについては、手数料がかかる場合がある。
・預金保険制度で、金融機関が破綻した時に1,000万円までしか保護されない。
※預金保険制度とは、自分が預金している銀行が倒産してしまった場合に、1,000万円まで保証されるという制度。
2定期預金
〈メリット〉
・普通預金よりも金利が高く、貯めることに向いている。
・元本割れしない。
・保有や満期時の出金に手数料が不要
〈デメリット〉
・気軽に引き出せない
・預入金額・期間は預金時に決める必要がある。
・中途解約は金利が下がる。
外貨預金
外貨預金とは、日本円ではなく外国の通貨で預金をすることです。日本と外国では金利が違います。一般的にいうと、外国の通貨の方が金利が高い傾向にあるため、もらえる利息は高くなります。しかし、為替レートによって預けた外貨預金の価格は日々変化します。世界の政治や経済をこまめにチェックし、現在の外貨預金がいくらになっているかを知ることが大切になってきます。また、金利が高すぎる国の通貨に外貨預金をすることはハイリスクになります。なぜかというと、金利が高いと言うことはそれだけその国の通貨が信用されていないことにもなるため、金利が高くても日々通貨自体の価値が減っていき、最終的には損をすることにもなります。例をあげると、トルコのリラやブラジルのレアルが典型的です。
〈メリット〉
・円で預金するよりも金利が高い。
・為替レートの変動で利益が得られる。
・外貨はそのまま海外で使える。
〈デメリット〉
・預金保護の対象にならない。
・手数料がかかる
・為替レートの変動で損をすることもある。
債券
債券とは、国や政府・地方公共団体、企業などが、資金を投資家などから借り入れるために発行する有価証券の一つです。簡単に言うと、企業が借金をすることで投資家から資金を集め、事業の拡大や業績アップにつなげるための資金援助を受けるものになります。もっと簡単にいうと、みなさんが銀行になり融資を出すということです。
そして、債券の発行ごとに利率や利払日、償還日などの条件が決められており、購入した投資家はその利子を受け取ったり、元本が返済されたりします。
〈メリット〉
・銀行の預金より金利が高い
・株式投資に比べてリスクが低い
・利益計算がしやすい
・中途解約でも利益が狙える
〈デメリット〉
・信用リスクがある。(債券の発行体が潰れたら元本の払い戻しがされなくなってしまう場合がある)
・預貯金に比べたら金利は高いが、他の投資商品と比較すると利回りは低い。
・途中売却した場合、元本割れをする可能性がある。
金
金は世界共通の資産と言われており、価値は世界共通になっています。そのため、国が破産したとしても金の価値は保証されているので、不安定な世界情勢中でもとても人気の投資先になっています。
〈メリット〉
・世界共通の資産のため安定している。
・鉱物のため無価値にならない。
〈デメリット〉
・金価格の変動
・為替変動リスク
・盗難
・預貯金や株式と違い、利息や配当を生まない。
以上がローリスクの投資の代表例になります。それぞれメリット・デメリットがあり、把握した上で投資をすることによって自分の資産を増やすことが大切です。また、今回はローリスクの投資として紹介した中にも、場合によってはハイリスクになり得ることもあるため後々詳しく解説していきたいと思います。
以上、みおたでした。