【保存版】児童手当・医療費助成・出産一時金 子育て世帯が使えるお金の制度まとめ
はじめに|子育てには“支援制度”をフル活用するのが鉄則
子どもが生まれると、喜びも大きい一方で、家計の不安も増えますよね。
でも安心してください。日本には、子育て世帯を支えるさまざまな公的支援制度があります。うまく活用すれば、出産や育児にかかる負担を大きく減らすことができます。
本記事では、
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出産前後にもらえるお金
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子どもが生まれてから使える助成制度
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医療費や保育料の補助
…など、**プレパパ・プレママに役立つ「お金の制度」**をまとめて解説します。
【出産前後】まず受け取るべき3大制度
1. 出産育児一時金|出産費用の補助
✅ どんな制度?
健康保険加入者が出産したときに、1児ごとに50万円が支給。
✅ 条件
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妊娠12週(85日)以降の出産(流産・死産含む)でも対象。
✅ 申請方法
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多くは「直接支払制度」で病院が手続き。
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自分で手続きする場合は、健康保険組合や協会けんぽに申請。
✅ ポイント
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出産費用が50万円以下なら、差額は戻ってくる。
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逆に高額なら差額を自己負担。
2. 出産手当金(会社員・公務員)
✅ どんな制度?
産休中の会社員が給与の代わりに受け取れる。
✅ 支給額
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標準報酬日額の約2/3 × 日数分
(産前42日+産後56日)
✅ 条件
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勤務先の健康保険に加入している
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産休期間中、会社から給与が出ていない
✅ 申請方法
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勤務先を通じて健康保険組合に提出。
3. 育児休業給付金
✅ どんな制度?
育休中に雇用保険からもらえる。
✅ 支給額
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育休開始から6ヶ月→賃金の67%
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6ヶ月以降→賃金の50%
✅ 条件
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雇用保険に加入
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過去2年の間に12ヶ月以上勤務
✅ 申請方法
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勤務先の労務担当経由でハローワークへ。
【子どもが生まれてから】定番3大制度
4. 児童手当|0歳〜中学卒業まで
✅ 支給額
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0〜3歳未満:月1.5万円
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3歳〜小学生:月1万円(第3子以降は月1.5万円)
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中学生:月1万円
✅ 所得制限
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夫婦の収入合算で一定以上だと減額(特例給付:月5,000円)
✅ 申請方法
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住んでいる市区町村の役所に出生届と一緒に提出。
5. 乳幼児・子ども医療費助成
✅ どんな制度?
子どもの医療費がほぼ無料になる。
✅ 補助内容
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通院:0円〜数百円/回(地域による)
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入院:0円〜数百円/日
✅ ポイント
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自治体によって対象年齢や負担額が違う。
(例:神奈川県相模原市→高校生まで対象)
✅ 申請方法
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市役所で「医療証」を申請。
6. 児童扶養手当(ひとり親家庭向け)
✅ どんな制度?
ひとり親家庭に対しての生活支援。
✅ 支給額(満額)
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第1子:月44,140円
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第2子:+10,420円
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第3子以降:+6,250円
✅ 所得制限あり
✅ 申請方法
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市役所のこども家庭課で手続き。
【生活を支える+αの制度】
7. 保育料の無償化
✅ 対象
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3〜5歳児の保育園・幼稚園 → 完全無償
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0〜2歳児 → 住民税非課税世帯のみ無償
✅ 注意点
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給食費や行事費は自己負担。
8. 高額療養費制度
✅ どんな制度?
医療費が月額上限を超えた分が戻る。
✅ 例
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年収約400万円の家庭→月約57,600円が上限。
✅ 出産の帝王切開も対象。
9. こども家庭庁・自治体独自の助成
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出産祝い金(自治体による:1万〜10万円)
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紙おむつ支給
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乳児健診無料
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一部自治体→チャイルドシート購入補助
【リアル体験】僕が実際に活用している制度まとめ
制度 | 利用状況 |
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出産育児一時金 | ✅ 申請済み |
出産手当金 | ✅ 妻が申請 |
育児休業給付金 | ✅ 自分が取得予定 |
児童手当 | ✅ 出生届と同時に申請 |
医療費助成 | ✅ 出産後に申請予定 |
高額療養費制度 | ✅ 帝王切開に備え確認済 |
保育料無償化 | ✅ 利用予定 |
【よくあるQ&A】
Q.「申請し忘れたらどうなる?」
→ 大丈夫!一部の制度は申請月までさかのぼって支給されますが、早いほど損しない。
Q.「どこに相談したらいい?」
→ 迷ったらまずは市役所のこども家庭課。
もしくは「こども家庭庁」の公式サイトも便利。
まとめ|使えるものは全部使う!それが賢いパパ・ママ
✔ 知ってるだけで数十万円〜百万円単位の支援が受けられる。
✔ 書類は面倒でも、「未来の家族の安心」への投資。
✔ 自治体によって手厚い支援が違うので、必ず地元の情報もチェック。
子どもが生まれると、喜びも出費も増えます。
でも、こうした公的制度をしっかり活用して、**「安心して家族を迎える準備」**をしていきましょう!