【赤ちゃんを迎えるDIY】祖父母の家を子育て仕様に変えた工夫
築40年の家でも、家族にとって“安心できる場所”はつくれる
こんにちは、2025年7月に第一子を迎える予定の30歳プレパパです。
現在は、祖父母が暮らしていた築40年の空き家に住んでいます。家賃ゼロという大きなメリットがある一方で、古い家を「赤ちゃんにとって安全・快適な環境に整える」には少し工夫が必要でした。
業者に頼んだリフォームもありましたが、DIYを取り入れることでコストを抑えながらも、自分たち家族に合った住空間を作ることができました。
この記事では、僕が実際に取り組んだ**「赤ちゃんを迎えるための家づくり」の工夫とDIY例5選**を紹介します。
1. クッションフロアで“転んでも安心”な床に
築40年の家のフローリングは、部分的にきしみや剥がれがあり、赤ちゃんがハイハイしたり転んだりするとケガのリスクも…。
そこで導入したのがクッションフロアの敷設です。
✅ 工夫したこと
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厚さ3mmの木目調クッションフロアを部屋全面に敷設
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カッターと両面テープで簡単に施工
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汚れてもサッと拭き取れる素材を選択
コスト:約8,000円/8畳(ネット購入)
柔らかくて安全、掃除もラク、さらに見た目もナチュラルに仕上がるので、床DIYで最もおすすめです。
2. 和室をプレイルーム兼お昼寝スペースに
元は来客用だった8畳の和室。ここを赤ちゃん専用のスペースにリメイクしました。
✅ 変更点
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押し入れの扉を外して、おむつ・着替え・おもちゃ収納棚に
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すのこ+ベビー布団でお昼寝コーナー設置
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手の届く範囲にベビーケア用品を集約(おむつ・タオル・ガーゼ等)
視線が届きやすく、赤ちゃんがのびのび動ける空間に。
また、畳の上にクッションマットを敷くことで、転倒時の衝撃も軽減できます。
3. 壁紙を自分たちで貼り替え、空気も気分も明るく
古い家特有のくすんだ壁紙やシミ…。赤ちゃんのためにも空気感を明るくしたいと思い、DIYで壁紙を貼り替えることにしました。
✅ やったこと
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ホルムアルデヒド対策済みの壁紙を購入
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粘着タイプの壁紙を選び、糊や道具不要で施工
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子育てスペースには淡いベージュやグリーン系を選択
コスト:約6,000円/1部屋(壁一面)
貼り替え後は部屋全体が一気に明るくなり、妻も「気持ちが軽くなった!」と喜んでくれました。
4. ベビーゲート・ドアストッパーで安全対策
赤ちゃんが動き出すと、家の中にも思わぬ危険がたくさんあります。
特に古い家は、段差・引き戸・ガラス扉などが多く、事故リスクも高め。
そこで行ったのが物理的な安全対策の設置です。
✅ 使ったアイテム
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突っ張り式のベビーゲート(階段や台所前に設置)
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ドアストッパーで指挟みを防止
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家具の角にはクッション材を貼付け
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電源コード類をモールで固定・カバー
総費用:約5,000円程度
すべてホームセンターやネットで揃えられるものばかり。
安全面をしっかり整えておくと、赤ちゃんの成長を安心して見守れます。
5. 暗めの照明と遮光カーテンで“昼寝しやすい”空間へ
赤ちゃんは昼夜問わず眠ります。だからこそ、日中でもしっかり眠れる“環境調整”が大事です。
✅ 取り入れた工夫
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和室に遮光カーテンを導入(既存のカーテンレールに設置)
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シーリングライトに調光・調色機能付きLEDを採用
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夜間は足元照明や間接照明を使用してまぶしさを軽減
これらの工夫で、昼夜のメリハリがつきやすく、赤ちゃんの睡眠リズムが安定してくれるように感じました。
【チェックリスト】子育て仕様にしたDIYまとめ
DIY項目 | 工夫したこと | 費用目安 |
---|---|---|
クッションフロア | 安全性と掃除のしやすさUP | 約8,000円 |
和室の活用 | プレイルーム・お昼寝スペース化 | ほぼゼロ(家具流用) |
壁紙貼り替え | 空気感・見た目の改善 | 約6,000円 |
安全対策グッズ | ベビーゲート、ドアロックなど | 約5,000円 |
照明・カーテン | 調光照明と遮光環境で睡眠促進 | 約7,000円 |
まとめ|古い家でも、手をかければ“赤ちゃんに優しい空間”になる
築40年の家。正直、最初は「子育てに向いてないのでは?」と不安もありました。
でも、少しずつ手を加えていくうちに、“我が家らしい子育て空間”ができていきました。
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家賃ゼロのメリットを活かして、その分DIYに少し投資
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業者に頼む部分と、自分でやる部分をバランスよく分担
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夫婦で相談しながら、愛着のある住まいに変えていく過程も大切
子どもが育つ家は、何より“家族の想い”がこもった場所であってほしい。
これから赤ちゃんを迎えるプレパパ・プレママの方にも、「家は工夫次第で育児に優しい場所になるよ」と伝えられたら嬉しいです!