【夫婦対談風】妊娠中にケンカが増えた時にやってよかったこと
「産前、こんなにすれ違うなんて思ってなかった…」リアルな夫婦の乗り越え方
※この記事は、筆者(夫)と妻の体験をもとに、夫婦対談形式でまとめたものです。
妻:妊娠中って、ほんと感情の起伏が激しくて…正直、自分でもつらかった。
夫:こっちもどうしたらいいか分からなくて、些細なことでぶつかること増えたよね。
こんにちは、2025年に第一子を迎える予定の30歳プレパパです。
妊娠中、楽しみな気持ちがある一方で、夫婦の関係がギクシャクしてしまう瞬間もありました。
今思えば、「お互い初めてのこと」だからこそ、分かり合えないことも当然だったのかもしれません。
この記事では、妊娠中にケンカが増えてしまった僕たち夫婦が、試してよかった対策・工夫を、対話形式でリアルに紹介します。
ケンカが増えた理由って、実際なんだったの?
妻:最初は、つわりで気分が悪いだけだったけど、言い方ひとつでイラッとすることが増えて…。
夫:「なんか怒ってる?」って聞いても「別に」って返されると、こっちもイライラしてたかも。
妊娠による体調の変化はもちろん、ホルモンバランスやメンタルの浮き沈みもあり、妻の気持ちはかなり不安定でした。
でも、当時の僕はその変化を「理解しよう」とする前に、「なんで怒ってるの?」と戸惑うばかり。
結果、お互いに不満を抱えたまま、爆発するようにケンカになることが増えていきました。
そんな時にやってよかった5つのこと
1. 「感情日記」をつけて交換してみた
妻:口にするとケンカになるから、ノートに正直に書いてみたんだよね。
夫:で、僕も読んでみて「こんなふうに思ってたのか…」って気づけた。
感情のすれ違いは、「本音を言えない」ことが原因のひとつでした。
ある日、妻が小さなノートに「今日の気持ち」を日記みたいに書き始めたのを見て、僕も便乗。
口に出すと感情的になることも、文字だと冷静に伝えられる。
この「感情交換日記」が、夫婦の本音を知るきっかけになりました。
2. ケンカ中に“話すのをやめる”ルール
妻:言い合っても、どっちか泣くか怒鳴るかだったから…。
夫:冷却時間をおくって大事なんだなって思った。
感情的になった時、無理に話し合おうとしてもうまくいきませんでした。
だからこそ、お互いに「これはヤバいな」と感じたら、いったん距離を置くルールを作りました。
たとえば、
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一旦別の部屋で過ごす
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散歩に出る
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音楽を聴く・動画を観てクールダウン
こうして“クールタイム”を取るだけで、言いすぎ・聞き流しの悪循環が減りました。
3. 毎週末に「夫婦会議」を習慣にした
夫:「今週つらかったこと」「うれしかったこと」を出し合う時間を作ったよね。
妻:土曜の夜にお茶飲みながら話すだけでも、だいぶ心が整った。
「気持ちを話す時間」をあえて作らないと、平日はあっという間に過ぎます。
妊娠中は特に、「ただの雑談」よりも**“気持ちを見せ合う時間”が必要**でした。
我が家では、毎週末に15分だけ「夫婦会議」を開催。
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嬉しかったこと
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イライラしたこと
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やってくれて助かったこと
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もっとこうしてほしいこと
この4つを出し合うだけで、お互いの立場を想像できるようになりました。
4. “ありがとう”を1日1回は言うチャレンジ
妻:言われると、単純に嬉しいんだよね(笑)
夫:最初は意識して言ってたけど、だんだん自然になった。
ケンカの回数を減らすために、感謝の言葉を習慣化しました。
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「朝ごはんありがとう」
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「洗濯やってくれて助かった」
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「しんどいのに病院行ってくれてありがとう」
どんな小さなことでも、「ありがとう」と伝えることで、相手に気づいているよ、見てるよという気持ちが伝わります。
5. 出産・産後のシミュレーションを一緒に考えた
妻:産後のことを想像してくれた時、すごく安心した。
夫:逆に「そんなに大変なのか」と僕は驚いたけどね…。
妊娠中は「今が大変」と思いがちですが、実は産後の方がもっとハードです。
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夜泣きってどれくらい?
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ごはんはどうする?
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自分が仕事復帰した後の生活は?
これらを夫婦で“見える化”しておくと、「今ケンカしてる場合じゃないな」と気持ちを共有できます。
まとめ|ケンカは、すれ違いじゃなく「想いの表れ」
妊娠中のケンカは、たしかにしんどい。
でも、それは「無関心じゃない証拠」だったんだと思います。
妻:「この人と子育てできるかな?」って不安もあったけど、向き合ってくれたのが嬉しかった。
夫:こっちも、「俺がしっかりしなきゃ」って思った。
すべてを分かり合えるわけじゃない。
でも、「わかろう」とする姿勢が信頼を育ててくれる。
これから出産を迎える方にとって、少しでも参考になる体験談になれば嬉しいです。