【夫婦で共有したい】子育て観のすり合わせノート　価値観のズレを防ぐ5つのヒント

はじめに｜“子育ての方針”を話し合えていますか？

妊娠中〜育児が始まると、「やることリスト」や「買うものリスト」ばかりに気を取られがちですが、
それ以上に大切なのが、夫婦の“子育て観”のすり合わせです。

こうした価値観の違いを放っておくと、育児が始まったあとにケンカの火種になることも。

今回は、プレパパの僕が実際に妻と話し合ってよかったこと、
そして育児方針をすり合わせるための5つのヒントをご紹介します。

育児は**「正解がない世界」**。
だからこそ、それぞれの価値観の違いが浮き彫りになりやすい。

お互いの考えがズレたまま育児に突入すると、イライラやモヤモヤが蓄積し、
夫婦のすれ違い、産後クライシスにもつながります。

だからこそ、“今”のうちに、すり合わせノートを作っておくことが大切なんです。

いきなり細かいことを話すよりも、まずは**子育ての「目的」や「ゴール」**から共有してみましょう。

🎤 ワーク：2人で「こんな家庭にしたいね」と言語化して書き出してみる

このステップは、今後判断に迷ったときの「共通の軸」になります。

育児における**“役割のイメージ”**も、意外と食い違っていることがあります。

「自分の親を基準にしがち」なので、まずは相手の背景を理解することが大切。

例：

→話してみると、「そもそもの前提が違った」ことに気づけて、変に責め合うことも減りました。

ここでは、具体的な子育てシチュエーションごとに意見をすり合わせていきます。

✅ ポイント：正解を出すことより、“意見の違いを知る”ことが目的！

ノートや共有アプリに残しておくと、見返しもしやすいです。

話し合いをしていても、理想通りにいかないのが育児の現実。

こんなとき、相手が責めたり期待を押し付けたりすると、一気にギスギスします。

だからこそ、話し合いの最後に以下を確認しておくと安心：

「できない日があっても、責めないようにしようね」
「理想通りじゃなくても、続けていくことを大事にしよう」

どんなに話し合っても、ズレる日は来ます。
そんなときのために、“仲直りルール”を決めておくのがおすすめです。

「すれ違いは起こるもの」と想定しておくことで、心に余裕ができます。

子どもが生まれると、生活は一変します。
でも、価値観を共有し合っておくことで、夫婦はより強いチームになれると感じました。

すり合わせること＝“意見を一致させる”ことではなく、
**“違いを認め合って一緒に育てていく準備”**なのだと思います。