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育児と夫婦生活

【体験談】育休2ヶ月で感じたリアルなメリット・デメリット

【体験談】育休2ヶ月で感じたリアルなメリット・デメリット

30歳プレパパが語る、仕事と育児の「ギャップ」と「気づき」


こんにちは、2025年に第一子を迎える予定の30歳プレパパです。

赤ちゃんが生後2ヶ月に入ったタイミングで、僕は2ヶ月間の育休を取得しました。
最初は「せっかくの制度だから使わないともったいない」と軽い気持ちで申し出た育休でしたが、いざ始まってみると、予想以上に学びと苦労の連続でした。

この記事では、そんな僕の育休体験を通して感じた、リアルなメリット・デメリットを包み隠さずシェアします。


■ そもそも、なぜ育休を取ったのか?

我が家は、妻が千葉の実家で里帰り出産をして、1ヶ月検診までは実家に滞在する予定でした。
僕は週末ごとに車で千葉に通い、泊まりながらサポート。

そして1ヶ月検診が終わった後、妻と赤ちゃんを神奈川の自宅に迎え入れ、生後2ヶ月〜4ヶ月の2ヶ月間、育休を取得しました。

「大変だよ」と言われる育児。でも実際はどんな日々なのか?
その現実をしっかり体験したい気持ちと、**「妻と一緒に“育児のスタートライン”に立ちたかった」**という想いが強かったです。


■ 育休中のリアルな1日スケジュール

実際に育休中の僕の1日は、こんな感じでした:

時間帯 内容
6:30〜 起床、ミルク・おむつ替え、ゴミ出し
8:00〜 朝食づくり、洗濯物まわし
10:00〜 赤ちゃんの寝かしつけ or 散歩
12:00〜 昼ごはん、片付け、日用品の買い出し
14:00〜 掃除、妻の仮眠中の赤ちゃん見守り
16:00〜 沐浴準備、お風呂・授乳
18:00〜 夕食作り、食器洗い
20:00〜 寝かしつけチャレンジ(毎晩格闘)
深夜〜 交代で授乳・抱っこ・おむつ替え

「仕事より大変じゃない…?」と思ったことも何度かありました(笑)


■ 育休を取ってよかったこと(メリット)

1.赤ちゃんとの絆が深まった

毎日顔を合わせて、泣いている赤ちゃんを何度も抱き上げて…
最初はどう接していいか分からなかったけど、1週間もすれば**「この子、こういうタイミングで泣くな」**というパターンも少しずつ読めるように。
**“父親になっていく感覚”**が、自然と育まれた気がします。


2.夫婦のチーム力がアップした

「今日の寝かしつけは僕」「その間にごはん作ってくれる?」
そんな分担を繰り返す中で、“ありがとう”が増えたと感じます。

妻も「1人じゃなかったから、気持ちが楽だった」と言ってくれました。


3.育児の知識と習慣がついた

沐浴のやり方、ミルクの温度、離乳食の知識…
毎日関わる中で、自然と育児の知識や手際が身につきました
復職後も、土日や帰宅後にしっかり関われるベースができたと思っています。


■ 育休中にしんどかったこと(デメリット)

1.昼夜逆転&睡眠不足

新生児期を抜けても、まだまだまとまって寝るのは難しい時期。
夜中の授乳で何度も起きるのは、想像以上にキツかったです…。

体力に自信がある方でしたが、**「こんなに眠れないのは人生で初めて」**という感覚でした。


2.「何もしてない自分」に不安を感じた

毎日家事・育児をしていても、社会から切り離されたような感覚がふと襲ってきます。
特に、仕事のLINEが入ると**「自分は取り残されてるんじゃないか?」**と焦る瞬間も…。

でもこれは、**「育児も立派な“働き”なんだ」**と頭を切り替えたことで、乗り越えられました。


3.収入が減るプレッシャー

うちの場合、育休中は**育児休業給付金(手取りの約67%)**が支給されました。
それでも、毎月10万円ほど収入が下がるので、家計の見直しは必須でした。

ただ、家賃ゼロ(祖父母の家に住んでいる)という強みと、普段から生活費を月20万円以下に抑えていたこともあり、大きなストレスにはなりませんでした。


■ 結論:「育休、取ってよかった」と心から思える

正直、ラクな日々ではありませんでした。
むしろ、「こんなにも自分の時間がなくなるのか…」と何度も思いました。

でも、その中で得られたものは確実に大きかった。

  • 子どもの寝顔を毎日見られたこと

  • 妻と育児の大変さを共有できたこと

  • 「家族としてのスタート」を一緒に切れたこと

この2ヶ月は、人生の中でも特別な時間だったと胸を張って言えます。


■ 最後に|迷っている人へ

もし育休を取るかどうか迷っているパパがいたら、僕はこう伝えたいです。

「子どもと毎日一緒にいられるのは、今だけかもしれないよ」

仕事ももちろん大事。
でも、家族と向き合う時間は、想像以上にかけがえのないものです。

育休、取ってみてください。
あなたの人生に、きっとあたたかい記憶が増えるはずです。