【ゆる育児】完璧を目指さない夫婦の育児スタイルとは?
〜心がラクになる、わが家の「ちょうどいい育児」〜
はじめに|「ちゃんとしなきゃ」がしんどくなったあなたへ
「離乳食は手作りが基本?」
「お風呂は毎日決まった時間に?」
「夫婦で協力しなきゃ…でもうまくできない」
育児って、正解がないからこそ不安になりますよね。
僕たち夫婦も、第一子の育児を始めてすぐに「ちゃんとしなきゃ」に追い詰められていました。
でもある日、お互いの疲れがピークになってぶつかったことで気づいたんです。
**「完璧じゃなくていい。もっと“ゆるく”やってもいいんじゃない?」**って。
今回は、そんな僕たち夫婦がたどりついた「ゆる育児」スタイルについて、体験をもとにお伝えします。
同じように悩んでいるプレパパ・プレママ・子育て中の方の、心が少しでも軽くなれば嬉しいです。
ゆる育児ってなに?|完璧じゃない=ダメじゃない
“ゆる育児”とは、がんばりすぎず、自分たちにとって無理のない育児スタイルを選ぶこと。
「○○しなければならない」というプレッシャーを手放して、心地よく育児を続けるための考え方です。
ポイントはこんな感じ:
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他の家庭と比べない
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マイルールをつくる
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失敗しても気にしない
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頼れるもの(人・サービス)には頼る
ゆるくする=手を抜くではなく、継続できる育児を選ぶという発想です。
実例紹介|わが家のゆる育児スタイル7選
1. 離乳食は「無理せず市販」に頼ってOK
当初は手作りをがんばっていましたが、疲れ果ててしまい断念。
今は「手作り+市販のベビーフード」のハイブリッド。
▶使ってよかったもの:
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キューピーの瓶詰め離乳食
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和光堂のベビーフードパウチ
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電子レンジでチンできるおかゆパック
「疲れてるときは無理しない!」を合言葉に。
2. お風呂の時間も日によって違ってOK
「赤ちゃんのお風呂は毎日同じ時間がいい」と思ってましたが、現実はそんなにうまくいかない。
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寝てしまった日はそのまま寝かせる
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翌朝シャワーでサッと済ませる日もアリ
親の体調やスケジュールに合わせて、“ととのわない日”も受け入れるようにしました。
3. 夫婦で「分担しない」育児もアリ
「あなたがこれ、私はこれ」と分担すると、うまくいかないときに責め合いがち。
そこでわが家は**「できる人がやる」「感謝だけは伝える」**方式に。
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夜泣き対応:眠そうじゃない方が担当
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家事:手が空いた方がやる
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気づいた方がオムツ替え
“育児はチームプレイ”と割り切ると、お互いラクになれました。
4. SNS・育児本は「参考程度」に
「インスタのママさん、めちゃくちゃおしゃれ」
「この本の通りにできてない…」と落ち込んだ時期もありました。
今は、SNSや育児本は**“辞書”のように使う**と決めています。
誰かの正解=自分たちの正解じゃなくていい
いいなと思った部分だけ取り入れる
情報を「見る」より「選ぶ」ことが、心の健康にもつながっています。
5. 頼れるサービスは遠慮なく使う
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宅配弁当
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ネットスーパー
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食洗機・ロボット掃除機
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ベビーシッター(時々)
最初は「甘えすぎかな」と思っていたけど、育児は甘えられる環境こそが勝ち組だと気づきました。
育児に100%を注ぎ続けるのは無理。だからこそ、家事は“外注化”する勇気も大切です。
6. 「今日は無理」な日は無理でOKにする
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洗濯物が溜まっても気にしない
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離乳食1食くらい抜けても気にしない
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外に出られない日もある
そんな日があって当然。
育児=長期戦だからこそ、1日単位での“失敗”は忘れてOK。
「今日は抱っこたくさんできた」だけでも、立派な1日です。
7. 自分たちの時間もちゃんと確保する
ゆる育児を続けるには、夫婦の心の余裕が何より大事。
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交代でひとり時間をつくる
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夜は一緒にゆっくりドラマを見る
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感謝の言葉を毎日1回は伝える
親になっても、「ひとりの人間としてどう過ごすか」は大切にしています。
ゆる育児の効果|子どもにもプラスの循環が
不思議なことに、ゆるく育児をしていると、
子どもまでよく笑うようになった気がします。
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親がイライラしない
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余裕があるから関わる時間が増える
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小さな変化にも気づける
“ラク”は“雑”ではなく、“穏やかに向き合える”ということ。
それが、子どもにとっても一番の安心になるのかもしれません。
まとめ|“ゆるい”は、自分と家族を大切にする選択
完璧な育児を目指す必要なんてありません。
泣いても、散らかっても、進まなくても、
「今日もなんとかやれたね」って笑い合えたら、それで十分。
ゆる育児は、手を抜く育児ではなく、**「家族みんなで心地よくいられるための工夫」**です。
プレパパ・プレママへのメッセージ
育児に「こうあるべき」はいりません。
あなたとパートナーに合ったやり方が、いちばんの正解です。
わが家の体験が、あなたの育児のヒントになれば嬉しいです。
これからも【プレパパ準備ノート】では、プレッシャーを手放しながら子育てを楽しむコツをお届けしていきます。